
早稲田大学宇宙航空研究会WASA
鳥人間Project
飛行機をどうやって作るの?
鳥人間の人力飛行機はすべて手作りで作ります!材料をやすりやカッターなどの工具で加工し、部品を一つ一つ作り上げていきます。当然ながら飛行機の作り方を知っている新入生などいないので、最初はみんなゼロからのスタートです。上級生が1からすべて丁寧に作り方を教えるので安心してください。なお、作業は手作業が主なので理系の知識などは必要ない場合がほとんどです。ぜひ文系理系関係なく、飛行機に興味あれば当サークルへの入会をご検討ください!
班について
WASA鳥人間Pro.では、機体の製作部分ごとに5つの班に分かれて作業をします。各班ごとにいろいろな特色があるので、ご自分に合った班を
新歓活動を通して見つけていただければと思います。ご興味のある班についてもっと知りたい方は、ブログを参照したり、ツイッターなどでお問い合わせください!





駆動・フレーム班
- Drive system & Frame Part -
駆動・フレーム班ではパイロットがペダルをこいで生み出した力をプロペラを回す力に変換する
”駆動部”、全体の骨組み”フレーム”を製作しています。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)などを使い、「機体の根幹」を作り上げます。高精度の加工が求められ、かつ機体の70%に関わるので、
非常にやりがいのある班です。
翼班
- Wings Part -
翼班はその名の通り、”鳥の翼”にあたる部分を製作しています。主翼、垂直尾翼、水平尾翼の3つ
のパートを担当しています。リブと呼ばれる翼の骨組みとなる部品を手作業で100枚以上作り、それをすべて並べて加工し翼を作り上げます。
一番大きな主翼は30mほどになり、完成させたときの達成感はとても大きいです。
フェアリング班
- Fairing Part -
フェアリング班ではコックピットを覆う白い部分
=フェアリングを製作しています。機体の飛行中の空気抵抗を減らしたり、着水時にパイロットにかかる衝撃を緩和する役割のあるパーツです。
その形と装飾の美しさから”人力飛行機の顔”とも
呼ばれるパートです。

プロペラ班
- Propeller Part -
プロペラ班では機体の推進力を生む原動力である
プロペラを製作しています。バルサという非常に軽い木材を用いて形を作り、表面を自分の顔が映りこむぐらいに丁寧に磨いて処理し、完成させます。ねじれた形状なので製作難易度が高く、精度が求められますが、その繊細さは完成品の美しさに直結しているのです。

電装班
- Avionics Part -
電装班はマイコンやAndroid端末を使用し、人力飛行機に搭載する操縦系統、計器類、速度などを表示するシステムの開発などを担当します。プログラミングや電子回路の設計が主な活動になります。人力飛行機の安全な飛行をサポートする「飛行機の頭脳」をつかさどる重要な班です。
設計
パイロットが機体を安全に飛行させるためには、きちんとした設計の元で製作をする必要があります。WASA鳥人間Pro.には全体設計(空力設計、構造設計)と部分設計(駆動設計、フェア設計)に分かれて設計を行います。全体設計は主翼やその構造、フレームなど機体全体の設計を担当しており、チームを技術面から主導していく役割です。担当が幅広いので勉強が大変ですが、それも醍醐味の一つです。対して部分設計は主に専門知識を必要とする部分の設計を担当します。重要なパーツを担当するので細部まで一年間こだわって設計します。
設計の勉強は入会後、一から始めます。学ばなければならないことは多いですが先輩がおすすめの本やソフトを紹介してくれたり、
丁寧にサポートしてくれるので大丈夫です。機械系の人だけでなく、情報系、理学系の人が担当することも多いので、ご興味がおありでしたらぜひ挑戦してみてください!



来たれ、未来の鳥人間たち!
パイロット
人力飛行機が飛ぶためには、プロペラを回して機体を飛ばし、操縦するパイロットが不可欠です。パイロットはただ一人実際に空を飛べる
人物であるだけでなく、鳥人間コンテスト放映時に他の部員とは段違いの注目度を誇ります。そのため、好記録を残せるだけの強靭な体力だけでなく、社交性や精神力、そして何より仲間からの厚い信頼が求められます。鳥人間チームの花形たるたった一人のパイロット。
あなたも目指してみませんか?

